お疲れさまです。
子育てに迷うお母さんに星占いで役に立ちたい人、育児心理相談師の香椎マヤです。
お子さんのマニュアルを作る感覚で、生まれたその瞬間の星の配置=ホロスコープを作成しましょう。無料で簡単に作ることができます。
もし余裕があれば、ご自身のホロスコープも作成してみてください。
まずはお子さんの生まれた場所と時間を母子手帳などで確認して、
それが分かれば[無料 ホロスコープ]で検索してみてください。
ではさっそく始めましょう。
ネイタルチャート(1重円)とか一人用というものを選択し、完成したものを確認してください。
お子さんとご自身とを両方作って見比べると、また発見があっておもしろいですよ。
メールアドレスを登録するものなどもありますが、
まず無料で利用できますので気軽に試してみてくださいね。
このような画像が表示されるはずです。
このホロスコープから、簡単に子どもの性格や持って生まれた性質をご紹介します。
火・風・水・地の4元素と活動・不動・柔軟の3区分が表示されていますが、これらだけでも実は相当な情報量があります。
目次
目次
- サイン区分によるタイプ分け
- タイプが違う親子、我が家の場合
- 3区分でタイプ分けをする
- 普通の多様さがおもしろい
サイン区分によるタイプ分け
サイン区分による4元素のタイプ分け(エレメントともいいます)。
これがわかることによってその子のざっくりとしたタイプがわかります。
火・土・風・水の4元素とは、簡単にお伝えすると
火;情熱や発展を大切にする子
土;手応えや実績を大切にする子
風;知識や情報を大切にする子
水;感情や共感を大切にする子
というふうに分けられると考えます。
たとえばどこかのクラスでの出来事
例えば、[クラスメイトが一人ぼっちになっていると思わず声をかけちゃう優しい子]をイメージしてみてください。
火が強い子は、「誰か一人がさみしい気持ちのままなんてクラスは間違ってる!」という正義感から声をかけます。
土の強い子だと、「私、友達が欲しかったから、これで友達が一人増えてうれしい」というシンプルな期待だったりします。
風が強い子は「こういう状況を放ったままにしておくことが、いじめにつながったりするんだよ」という教科書的なイメージをちゃんと理解して実行しています。
水が強い子なら、「かわいそう!!私なら耐えられない!!!」みたいに、一人ぼっちの子に感情移入して話しかけているのでしょう。
そしておもしろいのが、これを見ている親や先生だって自分の強い部分を重ねているということです。
水が強い子が声をかけているのを見た先生は火が強いタイプの人で、
「そうだな!誰か一人がさみしい気持ちで平気なクラスなんて、間違ってるよな!君は正義感があるな!」
と評価したら、声をかけてあげた子はほめられていてもなんだか的外れに感じてしまうでしょう。
タイプが違う親子、我が家の場合
でも、みんなそうして生まれ持った「普通」の感覚がちょっとずつ違っているのです。
それが家庭という親子の密室で、ずっとこのすれ違いのまま過ごしていくことを考えると…
ちょっと不都合が生まれてきそうだなという感じ、分かっていただけるでしょうか。
私と子どもの関係ですと、私は土が強くて子どもは水が強いです。
そのため、宿題を一つさせるのにも一度私が感じていることを翻訳しないとと考えます。
「宿題しないといけないよ、先生に出しなさいっていわれてるでしょう。」
「提出が遅れたらダメよ、みんな守ってるんだからね」みたいなことって、土が強いんですよね。
普通、やるべきことは果たさないといけない、義務と責任が社会に出るには求められるのである、というような…。
もちろんこれを教えるのも子どもの成長に必要なことではありますが、ちょっとずつ育てていくべきということで一度置いておいておいて。
たとえば我が家の場合
私は子どもには
「宿題、一緒にがんばろうよ!お母さんごはんの用意しながら応援してる!」
「先生も、きっと宿題を持ってきてくれるのを楽しみに待ってるよ!」
「やってなかったら、先生もつらいんじゃないかな〜」と、感情ありきで伝えます。
だからといって宿題をするという簡単な話ではないのですが…笑
子どもの感覚に言い換えた方がちゃんと伝わっているな、というのを感じています。
(水が強い子の場合、こう言っているお母さんや先生が好きじゃないとこの手が効かないので…また難しさはありますが)
サイン区分がわかると子どものタイプが分かる!というお話、ご納得いただけたでしょうか。
3区分でタイプ分けをする
続いて活動宮・不動宮・柔軟宮の3区分も見てみましょう。
3区分は、季節をイメージしてみてください。
もともと占星術が生まれたのが、星が巡るのを見て農業や天災などを予測したところからなので、星占いと季節は大いに関係しています。
季節の始まり、活動宮
活動宮はその季節の始まり、前の季節から変わって生き物の生活も変化するときに所属する星たちをさします。
おひつじ座は冬から春へ、
かに座は春から夏へ、
てんびん座は夏から秋へ、
やぎ座は秋から冬へ変化していくタイミングの空にある星ですね。
(もちろん昼に頭の上にありますから夜は見えませんよ!しかも占星術が生まれた当時の設定なので今はさらにずれています)
つまり”始めるパワー”のある星だと考えるんです。
この活動宮に星の多い人は、現状を打破するために動こうとします。
もっと良いやり方がないかな?とか、このまま満足してたらダメなんじゃないかな?って衝動が生まれたときから体の奥底にあるんでしょうか。
時代や組織を巻き込んででも凝り固まった現状をパワフルに動かします。
季節が深まる、不動宮
不動宮は固定宮ともいわれます。めぐってきたその季節を維持します。
おうし座は春の盛り、
しし座はまさに盛夏、
さそり座は秋深くなるころ、
みずがめ座は冬のいちばん雪深くなる頃です。
そんな季節の一番深いところにある星の力が強い人には、”維持するパワー”があります。
この不動宮に星の多い人は、今ある現状を守るために動こうとします。
これまで続いてきた伝統を大切にし、次世代へと繋ぐことをちゃんと考えられます。
現在は過去と未来の間にあって、その間を過不足なく守り持続させようとする気持ちを生まれたときから信念として持っています。
季節の変わり目、柔軟宮
もう一つは柔軟宮といいます。
季節のちょうど境目、季節の変わり目を感じられるときにある星たちです。
季節は一気には変わりませんが、ふと気がつくと日が長くなっていたり、風の匂いが変わったような気がしたり。
そうした変化によって、私たちは生活の中で次の支度をそろそろ始めたりします。
ふたご座は春の終わり、雨が長くなる頃に、
おとめ座は少し日が短くなり風が変わる夏の終わり頃、
いて座はセーターを出したりと冬支度に慌てたりする頃、
うお座はまだ寒いけど春の気配をどこか感じるような風が吹き始める頃。
こうした、次の季節の支度を始めるような星の力が強い人には”整えるパワー”が備わっています。
このままではダメだ!でもなく、このままでなければ!でもなくその間、ちょうどいいあんばい。
時代とか、周りとか、今できることに合わせて良いように調整していきましょう。というタイプの人です。
以上の4要素×3区分の12タイプが分かるだけで、かなりその人のタイプがわかります。
それも、12タイプという分け方だけでなく、その強度も分かります。
水が多いけど少し土もある、柔軟宮ばっかり!強め!とかね。
少し前まで流行っていた血液型占いよりも、かなりおもしろいんではないかな〜と個人的にはおすすめです。
男性宮と女性宮
あとは簡単に、男性宮と女性宮についてお話いたします。
星座たちは春分の日を境目におひつじ座から始まるので、おひつじ座を一つ目として奇数番目の星座が男性宮、二つ目から偶偶数番目の星座が女性宮ですね。
おひつじ座・ふたご座・しし座・てんびん座・いて座・みずがめ座は男性宮で、おうし座・かに座・おとめ座・さそり座・やぎ座・うお座が女性宮ということになっています。
この男性宮と女性宮という考え方、「私は女なのに男性宮が多い〜」「この子は男の子なのに女性宮が多いなんて残念」っていうような小さな話題になってしまうと残念だなと思いました。
男性らしいとか女性らしいということを表すものではない!ということだけ先にお伝えさせてくださいね。
発信する男性宮と受信する女性宮
そうしたらどのように考えるべきか…男性と女性。
これを、発信する側と受信する側というふうに分けることにしましょう。
ひとむかし前、いやふた昔み昔!?前の考え方だと、女性は男性に諾々とするのが良しとされていましたが、もちろん今はそういう形でない人がほとんどですよね。
男性宮の多い人は、まず自分から周囲に向けて働きかけることが良いと思っている人です。
女性宮の多い人は、まず周囲のことを考えてから自分の行動を決めるのが良いと思っている人です。
もちろんどちらも間違ってないですが、違うタイプがあるということを分かっていないと「もっと自分の考えていることを言えばいいのに、変なの!」だとか「周りの人のこと見えてないなんて、性格悪い!」とか誤解していまいます。
ぜひ、ホロスコープからタイプを見て、自分にも偏りがあることとその偏りが人によって違うことを感じてみてください。
普通の多様さがおもしろい
ちなみに私は、4区分では土が多く、3要素では活動宮が多く、どちらかというと女性宮が少しだけ多くなっています。
ここまで読んでくださったあなたの結果はどうでしたか。当たっていましたか。
いろいろ見たけど、結局当たってないと感じられるかもしれません。貴重なお時間をおつきあわせしてしまい申し訳ありません。
私としては、たくさんの情報と自分の感覚を照らし合わせるだけでも、客観的に自分を見つめる機会となって無駄な時間ではないんじゃないかなと思っています。
心理検査のように科学的に検証されたようなデータがたくさんあるわけではありません。
誰がどう見ても確かだというものではないため信用できるものではないですし、見る人によって解釈が変わるという不確定さが占いにはあります。
しかし、あいまいさがある分もしかしたらと想像をふくらませることができるのは占いのおもしろさであると思います。
ホロスコープにある天体の位置について解説も書きたかったのですが長くなってしまったのでまたの機会に。
さらにくわしく知りたいなと思われましたらぜひ本も読んでいただけたらうれしいです!
(上記に合わせてさらに細かな情報なども書いております)