怒られるとひとりだけいつまでもメソメソひきずる子?(かに座を持つ子かもしれません)

かに座が強い子、とは?

かに座が強い子、というのはかに座生まれの子がみんなこんなふうなのですよと言いたいわけではないのです。

生年月日と生まれた時間ちょうどに空にある特定の天体をエリアごとに区切って、その場所ごとに持つ意味を知ることでその子が持つ性質や性格を知ろうとするものです。ややこしいですね。

ですので、太陽がある場所がかに座のエリアにあったからこの子は太陽かに座ですね!というだけで、実はそのほかの月や水星、金星、火星など…は違う星座のエリアにあったかもしれないということです。

ほかの星座の項目も読んで、「もしかしたら、かに座生まれだけど違うところが強い子かもしれないぞ?」といろいろ予想してみてください。

かに座を強く持つ子の特徴

テレビの番組で誰かが悲しんでいる様子や、叱られているクラスメイトを見るだけで本当に心から悲しくなってしまう子であれば……
共感能力が高いかに座の影響が強い子かもしれません。

普段は穏やかな様子なのに突然キャッキャと大笑いしたり、また違う時にはなぜかめそめそしくしくと沈んでいたり。

ちょっとメンタルが不安定なようにも見えるときがあるかもしれませんが、周囲の感情にすぐ同化しやすいためのようです。
人の役に立つことが喜びになる、優しいところがかに座を持つ子の魅力だと思います。

なによりも気持ちを大事にするタイプの子で、悲しんでいる子の気持ちを自然に汲み取ってあげられ、また一緒に暮らしている家族の影響もモロに受けるタイプでもあります。

お母さんそっくりな喋り方を知らないうちにしていたり、口癖がコピーしたようになっていたりしているかもしれませんね。

かに座が強い子と関わるポイント

お互いの気持ちを言葉にしなくてもお互いに汲み取ろうとするのが長けている一方で、客観的に説明するとか、合理的に判断しなければ、という場面になると「冷たい!」と感じて自分のやるべきことにもうまく取り組めないことがありそうです。

納得できること、共感できることが理論的に筋が通っているよりも大事にしていることなのです。

説得を重ねれば重ねるほど心の距離が離れてしまう頑固さも持ち合わせているので、分かって欲しいと言葉を重ねるよりも、説得しようとする人がまずは親しくなるのが話を聞いてもらう第一歩になるんです。

またそれはつまり、筋が全く通っていなくても理屈にあっていなくても、大好きな相手の言うことになら従ってしまうという怖さもあります。

内と外がハッキリ区別されているために、その外にいる相手は怖い相手です。
その内にいる人は、自分がどんな辛い目にあってでも守ってあげようとします。

それが、まだ幼いうちで相手がこの子の内にうまく忍び込んでくるような相手だと、傷つくことになってしまうかも…というのが、かに座が強い子のピュアさがあるからこそ親としては心配ですね。

家族としては、かに座が強い子ならまず共感!
「そうなの、それはあなたがそう考える気持ちも分かるよ」。これです。

その後に、事実確認をするとかその後取るべき行動を伝えるようにすれば、素直に聞いてくれるでしょう。
共感する前に説明しようとすると、持ち前の頑なさが全面にでてしまいそうです。

先生が好きならその教科も好きになる、というのはよくあることですが、ここがモロに影響してしまうのがかに座を持つ子でしょう。

親がファーストコンタクトから「優しそうな先生だね」だとか「まじめそうな先生だから授業楽しみだね」というように好感を持った態度で先生と接するなどして、第一印象から苦手意識を持たせないよう立ち回ってあげると良さそうです。
(「今年の先生ははずれだね」などと言っているのをうっかり聞かれてしまうと、その先その学年はもうまったく学校には気持ちが前向きにもてなくなるでしょうね…そういうピュアさがある子なのです)

かに座が強い子のお勉強スタイル

楽しい思い出が記憶として定着しやすいので、ガリガリ一人でお勉強するというよりは家族みんなで集まってリビング学習をしたり、みんなで一緒に辞書や図鑑を引くいうような楽しいイメージを勉強に持てるようにすると身に付きやすそう。

好きな人がお手本になればすぐに真似してできるようになるので、習い事でも部活でも、将来の職業観を持つにしても良いお手本となる人を自分なりの感覚で見つけられると大きな成長ができます。

つい人間関係が狭くなりがちなタイプの子ではありますが、少しずつ一人ずつでいいので世界にはたくさんの人がいて、いろいろな考え方があるのだということを知っていけると、大人になった時に大きな力となるのではと思います。

ここまで読まれると繊細な難しい子で…という印象になるかもしれませんが、ものすごく勇気のある人でもあります。

誰か大切な人のためなら自己犠牲をいとわない、愛情の強い人だからこそ。

大人になるうちに自身のこの危うさに戸惑う日も来るかもしれませんが、その愛情はものすごい勇気でもあるのだと成長する中で気がついてほしいなと思います。