外ではいい子、家では余計な一言でママをイラッとさせる子?(おとめ座を持つ子かもしれません)

おとめ座が強い子、とは?

おとめ座が強い子というのは、おとめ座生まれの子が全員をこんなふうだということが言いたいわけではないのです。

生年月日と生まれた時間ちょうどに空にある特定の天体をエリアごとに区切って、その場所ごとに持つ意味を知ることでその子が持つ性質や性格を知ろうとするものです。ややこしいですね。

ですので、太陽がある場所がおとめ座のエリアにあったからこの子は太陽おとめ座ですね!というだけで、実はそのほかの月や水星、金星、火星など…は違う星座のエリアにあったかもしれないということです。

ほかの星座の項目も読んで、「もしかしたら、おとめ座生まれだけど違うところが強い子かもしれないぞ?」といろいろ予想してみてください。

おとめ座が強い子の特徴

感受性や創造性の星ですから、「おとめ」という響きに反して案外したたかでたおやかな人がおとめ座です。

遊んでいてもきゃあきゃあドタバタしたりしないで、年齢とは思えないほど落ち着いて見えるのがおとめ座を強くもつ子です。
周りのお母さんからは育てやすくっていいわねえ、なんてうらやましがられるようなお子さんかもしれないですね。

今は何を求められているのか、どういう人間関係で今は話題が回っているのかなど、誰に教えられるわけでなくよく観察して理解している子どもでしょう。
まじめで何をするにも丁寧です。子どもながらに完璧主義な面も持っています。

やるべき課題があれば、ちゃんとこなそうと努力ができますし、それが普通で当たり前だと思っているので「頑張っているね!」なんて言われてもキョトン…。

大人なのにやるべきことをやっていないなんて人を見れば途端に冷ややかな目でみていそうな、やるべきことはやるのが当たり前、というしっかり者です。

おとめ座の強い子のお勉強スタイル

反面、計算できるようでいて目の前の事に必死すぎることも。

ゴールを逆算せず目の前の課題に一生懸命になってしまうので、試験勉強だったはずが範囲のはじめ部分だけ時間をかけてしまい、頑張っていた割に期間が終わってしまったりして…。

努力が点数や成績につながらなかったりすると残念ですね。

親が勉強を見るなら内容は教えなくても自分なりにちゃんと答えを見つけられますから、そこよりもゴールを確認しあったり対策を一緒に練るようなサポートが必要です。

夏休みなら毎日必死にめいいっぱいがんばるのでなく、例えば毎日9時から10時まではドリルの宿題をする時間にしよう!だとか。
7月○日までに自由研究の課題を決めよう、そのためにはいつ図書館に行く?というような細かな準備が必要です。

そうすれば、おとめ座の強い子は持ち前のパワーを発揮して自信を持ってがんばれるでしょう。

おとめ座が強い子と関わる時のポイント

家のなかではしっかりしすぎていて、お母さんはなんだか大人と同居しているような気をつかわされているかもしれません。

得意な分析でついつい親のやりとりなどを観察して理解してしまうので、悪気なく分析したことをしゃべって、聞いた大人をギョッとさせたりイラッとさせたりします。

また、それが子どもなりの幼い理解でなく本当にギョッとするほどしっかりしているので、言われたくないようなことを言われたり、耳が痛くなることを突然聞かされたり…。
親はそれにどう返事して伝えるべきか悩まされてしまうかもしれませんね。

おとめ座が強い子の場合は特に、周囲の大人が自分の人生に満足したり熱中したりして過ごしていることが一番の刺激・一番の教育になります。

何より観察と分析が得意技なので、あんなふうにやれるにはどうやればいいんだろう?と自分なりに計画を立てて自分で身につけることができ、その試行錯誤こそがおとめ座を強く持つ子の育ちにつながるのです。

これを親が、どうやってこの子に勉強をやらせるように仕向けるか、将来に向けて頑張ってもらわないと!と必死に向かい合って考えてしまうとおとめ座の子との悩み事ループにハマってしまいます。

親が子の将来のためにと腐心すればするほど、「お母さんって私のことばっかり考えてて、大人なんてつまんなそう!」となってしまい…。
どんどん今この瞬間に自分がほどほどに満足できることにばかり目がいってしまいそうです。

例えば、習い事にいかせるなら、教育的な要素が強くて指導力があると評判の先生よりは、指導する内容そのものが好きでご自身も現役のプレーヤーでいる指導者の方が相性が良いです。

大人になっても自分のやりたいことを夢中になってやっているような、いい意味で大人っぽくない人に出会えたら自然と努力することが身につきそうですよ。

親御さんはしっかり者のおとめ座の子に負けずに、ぜひ大人としての充実した人生を自分らしく謳歌してください。

親として子供へ躾!教育!という目線はできるだけ避け、この地球を生きる仲間としてお互いを頼りにしながら一緒に進んでいくというスタンスを取ると、考えすぎてしまうおとめ座の子は未来への明るいイメージを持って生きられそうです。