うっかりでせっかち、何度も同じことで叱られる子?(おひつじ座を持つ子かもしれません)

おひつじ座が強い子、とは?

おひつじ座が強い子、というのはおひつじ座生まれの子が全員を指しているというわけではありません。

生年月日と生まれた時間ちょうどに空にある特定の天体をエリアごとに区切って、その場所ごとに持つ意味を知ることでその子が持つ性質や性格を知ろうとするものです。ややこしいですね。

ですので、太陽がある場所がおひつじ座のエリアにあったからこの子は太陽おひつじ座ですね!というだけで、実はそのほかの月や水星、金星、火星など…は違う星座のエリアにあったかもしれないということです。

ほかの星座の項目も読んで、「もしかしたら、おひつじ座生まれだけど違うところが強い子かもしれないぞ?」といろいろ予想してみてください。

おひつじ座を持つ子の特徴・つまずきやすいポイントとその対策

「ちょっと強く言いすぎちゃったな…」とつい落ち込んでしまうのは、子育て経験者にはみんなに共感していただけると思うのですが、

こんなふうにお母さんが気にしていても全く響いていない気にしていない様子の子はおひつじ座の要素が強いでしょう。

いつでも楽しいことが大好き!面白い!やりたい!できる!と眠りにつくまで動き続けます。

できるできる!と言ってやらせてみるとできなかった、あらら…と親がハラハラ見ているとしばらくは苛立つ様子が見えるかもしれませんが、気がつくとまた違うことに夢中になっている。

なんと言っても気にしていない!あっけらかん!とお母さんをヤキモキ疲れさせてしまうかもしれませんが、いつも明るく楽しいことが大好きな、ある意味で一番子どもらしい子どもです。

ただ、あんなにあっけらかんとしていたくせに、時間が経って叱られたことを思い出すので厄介です。

抜けていっているようで、心の中の思わぬところにとどまっていたりしますので、「どうせ聞いてない…」と油断せず、叱る時にも言葉は選んでおきましょう。

おんなじことを繰り返し叱っても叱ってもなかなか直りません。

聞いていないわけでもお母さんを舐めてるわけでもなく、忘れてしまうんです。

おひつじ座を持つ子は、楽しいことが大好きで刺激的なことが大好きですが、実は誰より刺激に振り回される子でもあります。

喜んでいるからとあちこち連れて行ったり家の環境を変えたりすると、ますます伝えたいことは耳から抜けていって頭に入っていきません。

生活はある程度ルーティンを決めて淡々と、楽しいことがあった日はクールダウンの時間を少し作ることが、(活動が激しいこの子のお母さんにとっては簡単ではありませんが)この子の育ちに役立ちます。 

おひつじ座が強い子のお勉強スタイル

それと同時に飽きっぽいので、お勉強などは短期間で達成できることを繰り返し、ちょっとやってみて楽しい!というのが合っています。

地道にがんばることはどうしても飽きてしまいますが、ひらめきをおもしろがってあげるだけで、自分に必要な知識を自分で集めてくるでしょう。

正直、学校というのはカリキュラムの範囲がある程度見えているために、授業をじっと聞いてそれを通じて学んでコツコツ理解を積み上げていくというのはどうも好きになれない様子かもしれません。

何事にも主体性を持ちたいタイプなのです。

なんとなく要領がよく勘所は抑えられたりするので、ある程度のレベルまでは雰囲気でやれてしまいます。

そのためにますます地道に取り組むことを避けてしまいます。

頑張ること、努力=つまらないし嫌なことと捉えてしまうかもしれません。

短期間でやってみて、楽しい!もっとできるようになりたい!」という姿勢で試行錯誤を繰り返して何度もチャレンジすることも努力ですから、

単純に長い時間ひとつのことに向き合うだけが努力ではない、と親が認めてあげられれば自分なりに成長していけるはずです。

やりたいようにやりなさい、その代わりに自分では分からないこと・できないことを見つけたらちゃんと親や信用できる大人に相談しなさいね、という方針で関わってあげてみてはどうでしょうか。

おひつじ座の子に困った時のワンポイント

また、カッとなりやすかったりつい思ったことを言ってしまったりして本人は周りの困りごとに気がついていない、という素直すぎるゆえの弱点を持っている子もいます。

性格が悪いのではないのです、口に出してしまうことがダメなのです。

そこを、うまく切り分けて伝えてあげてみてください。

自分がどんなふうに見えているのかということは小さいうちだとわかりにくいことがあるようですので、激しく怒ってしまう子なら動画で撮って見せてあげる、失礼なことを言ったらその都度「それってこういう言い方に変えよう」と伝える。

大変なことなのですが、嫌な子・意地悪な子ではなくただ表現が下手なのだ、表現が上手にできればいいというただそれだけを周囲の大人が忘れないであげられれば、いつかこの子の真っ直ぐなエネルギーがうまく使いこなせるようになる日がきます。