子どもに期待するなら、季節の変わり目のように

今日もお疲れさまです、香椎万弥です。

「子どもには期待してはいけません」
「子どもには期待をかけてあげましょう」

よくあるような子育てへのアドバイス。
これはどちらを信じれば良いのでしょうか。

もちろん、子どもにはそのままじゃダメなところばかりです。
将来のためにももちろん本人のためにも大切なことだと思って、私たちは子どもにあれこれ声をかけるのですよね。

子どもが成長すればよいというものでなく、何歳になっても言うべきことはあふれています。
いや、その都度言わなければいけないことはどんどん増えていきます。

子どもに何かを身につけさせようとするのは大変な労力です。
もちろん時間がかかることだって分かっているし、まだ子どもだから仕方がないよなあってことも頭では分かっているのです。

それでも、じゃああきらめて、期待せずにそのまま放っておいていいのか?そういうわけにもいきません。
じゃあ一体この苛立ちや疲れはどうすればいいのでしょうね。
お母さんという仕事は報われないことばかりです。

以前にX(Twitter)で「離乳食を苦労して出しても食べてくれないことが辛くて、これはお供えしてるんだと思うとちょっと辛さがマシになったよ」というつぶやきを見かけました。
これを見てなんてスマートな考え方だろう!と感動したことがあります。

自分の考え方を変えるだけで世界の見方も生きやすさも変わる!というのは、私が人生で目指すテーマの一つです。だってコスト0ですべて激変するのです!

子育て星読みというのも、母になってから私が見つけた新しい考え方を取り入れて生きやすくなる方法。よければ、他のページも見ておもしろがってください。

そう、子どもに期待すると辛いけど子どもをあきらめるわけにいかない苦しさを私たちお母さんはどうすれば?という話。
いいなあと思える基準を私なりに見つけたのでご紹介させてください。

「子どもに期待するなら、季節の変化のように」

これ、どうでしょう?
「日が長くなってきたなあ」とか「風が涼しくなってきたなあ」というような…。
季節の変化って、あるとき突然気がつきませんか。そして、そのうち必ず変わる。

そんなふうに「いつか必ず変わる」と確信して、でも今日や明日に変わるわけでもない。
それくらいの待ちかたをすると良いのではないかなと思ったのです。

ご飯の食べ方だって、スプーンを持てるようになれば箸の持ちかたを教えないといけなくて。
またその先では「姿勢が悪い!」なんて言わなきゃいけなくて…ごはんつぶを残さないで、とかね。

季節が変わるように、また次の親子のテーマがあらわれるのです。母と子になったところからいつまでもテーマは降りかかり続けます。

「気がつけばできるようになったなあ」と振り返ることができるようになるくらい、母も子もその話題を忘れているくらいが、身に付くということなのかもしれません。

できるように、そのうちなるんだよなあ…なんて気長になるのは難しいですが、季節が変わるようにそのうち気づける日まで待ってみよう、そんなイメージで過ごしてみるのはいかがでしょう。
大変なときには思い出してみてください。